ゴルフ会員権ってなに?メリット・デメリットも解説!

公開日:2023/12/15  

ゴルフ会員権

1980年代から1990年代前半によく耳にしたゴルフ会員権ですが、近年ではあまり話に出てこなくなりました。そこでこの記事では、ゴルフ会員権とはなにか、さらにメリット・デメリットについても解説します。とくにゴルフ会員権を保有するとプレー料金がどの程度変わるのかを知りたい方は、ぜひじっくり読んでみてください。

ゴルフ会員権とは

ゴルフ会員権とは、ゴルフ場で会員だけのサービスを受けられる権利です。法律上では株式・手形のような有価証券ではなく、会員とゴルフ場との間だけに有効な「権利証券」とされている点にも注目です。

会員権には会員優先枠が用意されており、優先的に予約が入れられるなど、嬉しい特典も用意されているのが一般的です。さらに、クラブ競技会の参加資格などが用意されていることもあり、よりゴルフを楽しみたい方にとっては必須といえます。以下、会員券の種類を紹介します。

株主会員制の会員権

株主として出資することで取得できるゴルフ会員権のことを、株主会員制のゴルフ会員権と呼びます。簡単に説明すると、ゴルフ場経営会社の株主になるわけです。クラブが解散となった時には、持株比率に応じゴルフ場の資産を請求できる権利があります。

社団法人制の会員権

公益法人のゴルフ会員権であり、プロの試合が行われたことのあるようなそれなりの長い歴史を持ち、伝統と格式を備えた名門コースと呼ばれるゴルフ場に多く見られるタイプです。公益法人であるため、会員としての地位は1代限りであり、基本的に直系親族のみにしか継承を認めません。

運営に必要な費用は、会員が平等に負担するのも大きな特徴のひとつです。ゴルファーであれば一度は保有してみたい会員権のひとつですが、コストが高い傾向にあるため取得できる方は限られています。

預託会員制の会員権

会員権を購入する際に会員が預託金をゴルフ場会社に預けます。そうすると、預託金返還請求権および優先的施設利用権が取得できます。

細分化される会員権

会員権は、前述した3種類をさらに細分化(正会員・平日会員・週日会員・女性会員)できます。正会員は、コースの定休日を除き全日プレーが可能です。人気の高い会員権であり、会員権の市場流通性は高いことでも知られています。

平日会員は月曜から土曜までのプレーが可能です。土曜日プレーも可能なため比較的人気は高いです。週日会員は平日のプレーが可能で、平日にプレーが可能な方向けの会員権です。

女性会員はその名の通り女性のみが取得できる会員権であり、安価な価格で販売されていることが多いです。

ゴルフ会員権のメリットは?

ゴルフ会員権は、近年とくに人気が高まっている投資としても注目を集めています。

会員権を所有することで、ゴルフラウンドがより手軽に楽しめるだけでなく、そのほかにも魅力的なメリットがたくさんあります。以下では、ゴルフ会員権の注目のメリットについて具体的なポイントを解説します。

利用料金が安くなる

ゴルフのラウンド料金は高く設定されており、週末になると安くても1万円、高いところになると3万円から4万円程度に設定されています。

ゴルフ会員権を取得しておくと、通常料金の半額から状況によっては3分の1程度の価格で利用できることも少なくありません。

優先予約ができる

ゴルフ会員権を取得すると、優先的にゴルフ場の予約ができます。とくに週末は予約が集中することもあり、ビジターだとなかなか予約が入れられないことも少なくありません。

また1人でもエントリーでき、そのうえゲストも同伴可能など利便性が一気に高まります。

クラブ競技会へ参加できる

ゴルフ会員権を取得するとクラブ競技会に参加しやすくなります。ゴルフ場主催の月例競技会やクラブ選手権などにも出られるようになり、日頃の練習の成果を確認することも可能です。

オフィシャルハンデが取得できる

ゴルフ会員権を取得することで、ハンディキャップが取得できます。ハンディキャップが取得できることで、上級者とも交流が図れるようになり、JGAやKGAなどのゴルフ協会主催の競技会にも参加できるようになります。

ゴルフ会員権のデメリットは?

ゴルフ会員権は魅力的な特典がある一方で、注意すべきデメリットも存在します。以下では、ゴルフ会員権の主なデメリットを詳しく紹介します。

コストがかかる

「いくらかかるんだろう…」「数千万円はするってイメージがあるけど、実際のところどうなの?」と不安を抱えている方は多いでしょう。プレー料金は安くなりますが、初期費用がかかります。

ゴルフ会員権の取得費用や名義書換料、そして入会するための預託金がかかります。さらに維持費として年会費も発生するのです。

ただ、コストについてはゴルフ場によって異なるので、比較するなど慎重に検討しましょう。ちなみにゴルフ会員権の相場は50万円から300万円程度とされています。

会員権の資産価値が下がることも

ゴルフ会員権には資産としての価値もあり、1980年代のバブル期は資産としてゴルフ会員権の取得がもてはやされました。

しかし、バブルの崩壊で価値が急落した歴史も忘れてはなりません。ただ、コロナ禍の影響で、密が避けられる娯楽としてのゴルフが人気となり、地域によってはゴルフ会員権の価値は2倍になっています。

引っ越しすると使いにくくなる

引っ越しや転勤があると、会員権が無駄になるかもしれません。引っ越し予定がある方は要注意です。

まとめ

ゴルフ会員権について解説しました。ゴルフ会員権は、会員制のゴルフ場における利用券です。最大のメリットは料金が安くなることです。他にも、優先予約ができたりオフィシャルハンデ(日本ゴルフ協会の規定により算出された公式のハンデ)が取得できたりなどがあります。ラウンド回数が多く少しでもプレー代をお得にしたい方やホームがほしい方は、ゴルフ会員権の取得を検討してはいかがでしょうか。一方でデメリットもあるので、マイナス面も把握したうえで取得するか検討してください。

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