ゴルフを始めて、ある程度実力がついてくるとチャレンジしたくなるのがコンペです。コンペとはゴルフの競技会のことであり、仲間内でおこなう親睦ゴルフ大会といったイマージになります。そこでこの記事では、ゴルフコンペとはなにか、さらにゴルフ初心者に競技形式や魅力を解説します。
CONTENTS
ゴルフコンペとはどういうもの?
ゴルフコンペとは、コンペティション(競技・競技会)の略です。したがって、ゴルフコンペとはゴルフの競技会を指した言葉になります。以下、ゴルフコンペの種類であるプライベートコンペ・オープンコンペ・競技コンペのそれぞれの特徴を解説していきます。
プライベートコンペとは
プライベートコンペとは会社や企業、友人などの個人が主催するコンペのことであり、友人同士・社員・取引先などが親睦を深めるために行われることが多いです。
プライベートコンペで問題になるのがコストですが、プレー代(ラウンド代)はそれぞれの参加者がゴルフ場に支払います。そのほかの費用としては、商品代および表彰式・パーティー代があります。
参加費の相場は、1人当たりラウンド代を除くと1,000円から5,000円程度で済みます。基本的に招待された人のみが参加できます。競技会的な意味合いはそれほど強くないので、比較的初心者でも気軽に参加できるタイプのコンペと言えるでしょう。
オープンコンペとは
オープンコンペは各ゴルフ場が主催するコンペのことであり、参加費を払えば誰でも参加できます。参加費はラウンド料金プラス1,000円から3,000円程度が相場とされています。
企業やゴルフメーカーなどが協賛しているのが特徴のひとつであり、コンペ景品が多数用意されているため盛り上がります。
9ホールや18ホールなどの新ペリア方式(ハンディキャップありのこと)を採用していることが一般的なため、上級者だけではなく実力的に劣る参加者でも優勝のチャンスが十分にあります。
競技コンペとは
競技コンペとはスコアを競うコンペであり、ゴルフ上級者が腕を競い合うタイプの競技会です。参加費はラウンド料金+1,000円から5,000円程度が相場であり、表彰式・パーティーがある場合は軽食とドリンク代としてさらに2,000円程度かかることがあります。
総額だと、一人あたり1万5,000円から1万8,000円程度になるでしょう。ゴルフクラブの会員による競技会、および研修会もこちらの競技コンペに当てはまります。
ゴルフ上級者や腕に自信があるプレイヤーが多く集まるタイプのコンペであり、初心者にとってはかなり敷居を感じるタイプのコンペです。
ゴルフコンペの競技形式とは
コンペに参加したことがない方にとって、気になるのが競技形式です。競技形式には、前述したような新ペリア方式などがあり、それぞれ特徴があります。
こちらでは、代表的なストロークプレイだけでなくペリア方式なども解説するので、コンペビギナーな方はぜひ参考にしてください。
ストロークプレイとは
ストロークプレイとは別名メダルプレーとも呼ばれており、基本的に打数(ストローク)のトータルで競う方式です。ストロークプレイは勝敗が分かりやすいため、理解しやすい競技形式と言えます。
ペリア方式とは
ペリア方式とは、18ホール中の6ホールのスコアによりハンディを算出する競技方式です。ペリア方式でプレーする際は、全18ホールのうち合計6ホールの隠しホールを設定します。
そしてプレーが終了した後に、その6ホールの合計スコアを3倍にし、その3倍にしたスコアから通常のパースコアである72を引き、そのスコアに0.8を掛けた数がハンディキャップとされるわけです。
新ペリア方式とは
ゴルフのハンディの算出方法で、最もメジャーとされているのがこちらの新ペリア方式です。新ペリア方式の場合は、18ホール中12ホールの隠しホールを設定します。
ラウンドが終了すると、設定した12ホールの合計スコアを1.5倍にし、その1.5倍にしたスコアからパースコアの72を引いて、そこに0.8を掛けてハンディを算出するのです。
新ペリア方式は隠しホールが12ホールもあるので、ペリア方式と比べて比較的正確なハンディが算出されるメリットがあります。
アンダーハンディとは
参加プレイヤーの力量に合わせてハンディキャップを設定するのが、アンダーハンディです。トータルスコアから設定されたアンダーハンディを差し引いたスコアで争います。
ゴルフコンペに参加するときの注意点
ゴルフコンペへの参加は、多くのゴルファーにとって楽しみなイベントですが、スムーズなイベント進行やほかのプレイヤーとの協力を考慮して、注意点を守ることが大切です。
プレー中のマナーやコンペの進行ルールを守ることで、より良いゴルフ体験を共有することができます。以下では、ゴルフコンペ参加時の注意点について詳しく解説していきます。
スロープレーを避けること
ゴルフは時間厳守が大切なので、なるべくテキパキと行動しましょう。
全体の終了時間にも影響が出る恐れがあるので、自分の打順が回ってくる前にクラブを選んでおくなど、時間短縮に協力してください。
周りの競技者に迷惑をかけないようにゴルフマーカーを使用する
ゴルフマーカー(ボールマーカー)は、グリーン上で使用するもので、自分のボールの代わりに置くマークです。ゴルフ中継などで観たことがある方も多いでしょう。
ゴルフマーカー(ボールマーカー)を使うこと自体は問題ありませんが、ほかのプレイヤーの邪魔にならないように気をつけてください。
同伴者を応援する
コンペはスコアを競うだけが目的ではありません。他の参加者のショットにも掛け声をかけるなどしてみてください。
とくに今後もコンペに参加する予定の方は、ほかの参加者と親睦を深められるように対応するのがおすすめです。
ゴルフコンペの1日のスケジュール
ゴルフコンペの規模にもよりますが、1日がかりで行われるケースも少なくありません。開始から終了まで6~7時間ほどかかることがほとんどです。本項目では、コンペ当日の平均的なスケジュールを紹介します。
受付
ゴルフ場に到着したら、まずコースで受付をします。受付では、参加するコンペ名を伝えるとスムーズに伝わります。
そして、幹事の元に向かい、コンペ受付の手続きを行います。受付を済ませたら、開会式の場所や集合時間を確認して、準備に入ります。
プレーの準備
受付でロッカーキーを渡されるので、着替えとプレーの準備を行います。スタート前に練習したいときには、マスター室で練習ボールを購入できます。
開会式
コンペによっては、スタートの15~30分前に集合を呼びかけられることがあります。集合のアナウンスを聞き逃さないように注意しましょう。
開会式が始まると、幹事からローカルルールや競技方法、スコアカードの提出などについて説明を受けます。その後、集合写真の撮影などを行って、1組目からスタートします。
プレースタート
各コンペで決められたローカルルールに従って、各組に分かれてプレーします。一般的には午前中に9ホール回り、お昼休憩の後に9ホールという流れで進めていきます。
近年は、休憩を取らず、一気に18ホールを回る「スループレー」を採用することもあります。スループレーの場合には、バナナやおにぎり、栄養補助食品などの手軽に食べられるものを用意しておくと安心です。
また、ラウンド中にパー5での「ドラコン」やパー3での「ニアピン」といったアトラクションが用意されているケースもあります。
スコアカードを提出
プレーが終わったら、エチケットリーダーと呼ばれる各組の代表者がゴルフ場にスコアカードを提出します。乗用カートにスコア登録できるナビが搭載されている場合は、全員分のスコアがきちんと入力できているかどうか確認しましょう。
スコアの集計や成績表は、ゴルフ場もしくは主催者が出してくれます。その間に帰り支度を進めます。
お風呂・着替え・清算
プレーが終わった人から順番にお風呂や着替えなどの帰り支度を行います。コンペのパーティーに参加する場合には、あらかじめプレー代の清算やキャディバッグの引き取りを済ませておくと良いでしょう。
なお、通常のラウンドではプレー代や昼食代、茶店の費用などを合算して支払いますが、ゴルフコンペにおいては、それとは別に参加費を請求されることがあります。ラウンド代金は各自ゴルフ場のフロントで清算しますが、参加費は幹事に現金で支払うことがほとんどなので、念のために現金を多めに持っておくと安心です。
表彰式・パーティー
全員がプレー終了したら、表彰式とパーティーが行われます。一般的には、クラブハウス内の会場を利用することがほとんどです。
軽食やドリンクを楽しみながら、プレーの振り返りや賞品授与などが行われます。パーティーが終わったら、解散となります。
ゴルフコンペでの初心者のスコアは?
初心者の方がゴルフコンペに参加する場合、スコアは120~150ほどです。これ以上多い方もいるので、150くらいであれば問題ないでしょう。
スコアのことを心配する方が多いですが、実際にはプレースピードやマナーの方が重視されます。とくに、仕事関連のコンペに参加する際には、上司や取引先の方に失礼のないように気をつけましょう。打つ回数が増えるほど1ホールにかかる時間も増えてしまうので、「打った後は走る」「クラブを2、3本用意しておく」などの心がけが欠かせません。
また、同伴者やコンペ参加者への挨拶も忘れずに行いましょう。具体的には、朝のティーショット前や午後の回がスタートする前に「よろしくお願いします」の一言があると、周りに良い印象を与えられるでしょう。
まとめ
ゴルフコンペはゴルフの競技会であり、仲間内や企業、ゴルフ場主催などで行われる親睦の場です。主な種類としては、プライベートコンペ(個人主催)、オープンコンペ(ゴルフ場主催)、競技コンペ(上級者向け)があります。参加費はそれぞれ異なり、プライベートコンペは初心者でも気軽に参加できるタイプです。競技形式は、ストロークプレイ(打数のトータルで競う)やペリア方式(一部のホールのスコアによるハンディキャップ方式)などがあります。ゴルフ初心者でも楽しく参加できるコンペであり、ゴルフの上達や親睦を深める良い機会となります。